こんばんは。すっかり夏です。
暑中お見舞い申し上げます。
夏になると地元での虫とりを思い出す。
父と妹と、父の友人数人と、車で一晩中雑木林を巡るドライブ。
弟はまだ生まれてなかった。
妹が寒いと言い出して、父の友人の一人が着ていたTシャツを妹に着せた。
その友人は上裸になった。
真夏だったけど、田舎の夜中というのもあって、たしかに少し肌寒かった。
そのひとが、何のためらいもなく上裸になって、妹にTシャツを着せたもんだから、わたしは「優しいな」と思うより先に、驚いてしまった。
おかしいくらい優しい人だった。
生きていたら今、何してただろうか。
お盆に帰省していた時、急に階段の電球が切れて、父が咄嗟に「帰ってきた」と呟いたこともあった。
この夏、あの頃みたいにずっと記憶に残るような出来事、起こらないかなあ!
起こるといいな。
遊ぶときは、誘ってね。
おおた